牛乳等における放射性物質の基準値対応について

食品中の放射性物質については、食品衛生法の規定に基づく基準値が設定されており、平成24年4月1日以降、「牛乳」に区分される食品(牛乳、加工乳及び乳飲料など)の放射性セシウムの基準値は50Bq/kgとなっております。

当社は従来より食品中の放射性物質に関し、各自治体が行っている水や原料などのモニタリング調査結果をもとに適切な原料を選択することで製品の安全性を確保しております。

牛乳等の原料である生乳については、現状のモニタリング検査数値から、基準値に対しても十分に低いレベルにありますが、当社は、お客様の安全・安心を第一に考え、生乳の放射性物質について定期的に検査しております。具体的には、東北・関東エリアの当社市乳工場に放射性物質測定器(NaIシンチレーションスペクトロメーター)を導入し、当該工場で使用する生乳について、定期的なモニタリング検査を行っています。

モニタリング検査に使用している測定器については、当社にて適切な精度管理を行うことで食品衛生法の規定に基づく基準に対応できることを確認しております。

これからもお客様により安心して当社製品をご愛用いただけますよう努めてまいります。

放射性物質測定器(NaIシンチレーションスペクトロメーター)の設置工場

写真:NaIシンチレーションスペクトロメーターの設置画像
  • 東北工場(KT)
  • 守谷工場(KA)
  • 神奈川工場(Kナ)
  • 栃木明治牛乳
  • 群馬明治株式会社
  • 上記(  )内は工場記号